すげい現代古文書が手元にあるんでうpします。
グラフわかもの社という、「民主的」wな組織が、全国の分局へ送った、ガリ版刷りの手紙なんだそうです。以下、全文を紹介します。
--
おねがいとお知らせ
1966年10月15日
グラフわかもの社
グラフわかものの誌代を集め、すぐ送ってください。かれらとの裏切りとのたたかいをすすめるうえで、とても大切なことです。
わかものを守りぬくために、とても大切なことです。ぜひ急いで、滞納の誌代を集め、わかもの社に送ってください。
また、かれらのやり方は、ふつうの人では考えられないようなものです。わかもの社の人間だといつわって集金にいくかもしれません。手紙を出したり、印刷物を送りつけるかもしれません。
じゅうぶん気をつけて、けいかいして下さい。これからの仲間づくりの中で困ったことがあったら、民青の仲間たちに相談しましょう。きっと力になってくれます。
また不審なことがあったら、直接わかもの社にすぐ連絡してください。
なお、いままでの、ぬやま・ひろしの著作類は、10月12日付で、ぜんぶ絶版にしました。
いま、各サークル、分局でもっている売りさばいていない、ぬやま・ひろしの著作類は、ぜんぶ焼却あるいは裁断して処分してください。そして、その品名と冊数をわかもの社に知らせて下さい。そのぶんだけ台帳から差し引きます。
--
…以上、『毛沢東思想研究会』(66/12)所収。
参考文献:長島又男『
ぬやま・ひろしとその時代』(社会評論社刊)
ちなみに、同書の著者、長島又男さんも査問されてます。ソース持ってます。機会があれば、公表するかもしれません。うけけ。